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あっ、と思った瞬間

彼は、高校1年で同じクラスになった時から、
何となく気になる存在だった。
彼も同じことを思っていたらしい。
よく目が合う様になって、次に話をする様になって、
時々一緒に駅まで帰ったりして、少しずつ仲良くなった。
秋の体育祭の日。
教室に忘れ物を取りに戻ったら、本当に偶然彼もいて、びっくり。
彼は財布を置き忘れたと言って、照れ笑いした。
教室には二人きりで、外から拡声器や人の歓声が聞こえて来る。
少し、ドキンとした。
二人の間には机が2つくらいあったのだけど、彼がふと立ち上がって、
座っている私に近づいて来た。
顔がかあっと熱くなった。
「俺さ」「えっ」
「○○さんのこと、好きだから」「えっ」
「付き合って欲しい」「えっ」
えっ、しか言えないくらい驚いた。
思わず口をついて出たのは、
「私も」
「うそ、ホントに?」
彼は私のすぐ側に立って、急に真剣な顔で大胆に顔を近づけて来て、
あっ、と思った瞬間、唇どうしが触れ、すぐに離れた。
ひょっとして、これファーストキス?
なんで?
いきなり?
嬉しいとか言うより、驚きだけ。頭がパニックになって下を向いて泣いてしまった。
「あっ、うそ。ごめん、○○さん、俺、ホントにごめん。ごめんなさい」
彼も相当パニックになって、しゃがみ込んで私の顔を見上げて、
何十編も「ごめん」を繰り返していたけど、私は自分でも何で泣いてるのかわからず、
自分の涙を持て余してしまっていた。
彼は一生懸命に謝りながら、タオルで涙を拭いてくれた。
それがとても嬉しかった。いつまでも拭いていてもらいたかった…。

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