スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

傘もってあげようか?

学校の帰り道。彼女と一緒に狭い田舎道を並んで歩いていた。
その日は朝から晴れで、傘を持ってる人は誰もいなかった。
でもおれは、前の日傘を学校に忘れていってたので
左手に傘を、右手に手提げ鞄を持っていた。

「ねえ何で傘持ってるの?」彼女は聞いてきた。
「あー昨日学校に忘れていったんだよ」
「ふ~ん…」

しばらくの沈黙のあと「傘もってあげようか?」彼女が言った。
「いいよ別に…」
「遠慮しなくていいってえー」
「いや、いいってば。女の子に物持たせるなんて最低じゃん笑」
その後、またしばらくの沈黙。
日が沈みかけ、少し暗くなってきた。

「傘と鞄両手に持ってるって変だよ!」彼女は言った。
「なんで??片方の手に両方とも持つほうが変じゃね??」
またしばらくの沈黙。
もうそろそろ家に着く。
そんなとき。
彼女は唐突におれの傘をひったくった。
おれは驚いて
「何?」と聞いた。
無言で彼女は右手をそっとおれの左手に
からめた。
「手・・・繋ぎたかったんだ?」
「・・・うん」
その日だけ、少し遠回して家に帰った。

コメントの投稿

Secre

カウンター
カテゴリ
ブログランキング
応援お願いします♪

にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛観・結婚観へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ
最新コメント
リンク
2chNode
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。